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2025-12-12
🏡30〜40代にも人気の平屋|暮らしやすさと注意点を工務店が解説
最近、30〜40代のご家族から「平屋を建てたい」というご相談が増えています。
昔は高齢者向けのイメージが強かった平屋ですが、今は子育て世代や共働き世帯にも人気です。
平屋は「生活動線がラク」「メンテナンスが簡単」「冷暖房効率が良い」などメリットが多くありますが、一方で「土地の広さ」「プライバシー」「採光・風通し」など注意点もあります。
今回は工務店の視点から、平屋の魅力と注意点、建てる前に考えておくべきポイントをまとめました。
■ 平屋が30〜40代に人気の理由

1. 生活動線がラクで家事効率アップ
平屋の最大の特徴は 階段がないこと。
家事動線がシンプルになり、毎日の暮らしがとてもラクになります。
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洗濯物を運ぶ距離が短い
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子どもの様子を把握しやすい
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掃除や片付けがしやすい
特に共働き世帯では、家事時間の短縮や家族の関わりやすさに直結します。
2. 家族とのコミュニケーションが自然に増える
ワンフロアの間取りは、空間の距離が近くなるため、家族が顔を合わせる機会が増えます。
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子どもが部屋にこもりすぎない
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家族の声や気配を感じやすい
“適度な距離感を保ちながらも、つながりを感じられる家”として、子育て世代に人気です。
3. メンテナンス性・地震に強い構造
平屋は屋根が低く、屋根・外壁の点検やメンテナンスがしやすいです。
また、建物の重心が低く揺れにくいため、構造的にも安定しやすいのが特徴です。
4. 冷暖房効率が上がる
平屋は、2階建てよりも空調効率が良くなる傾向があります。
1.空気が上下に逃げにくい
階段や吹き抜けがないため、暖気・冷気がフロア内に留まりやすい。
2.空調ゾーンの管理がしやすい
部屋の配置がシンプルなため、使用する場所だけを冷暖房できる。
3.断熱・気密ラインが単純で性能が安定
床・外壁・屋根だけで断熱ラインが完結するので、性能が計画通り発揮されやすい。
このように、平屋は「ムダが少なく温度管理しやすい家」と言えます。
■ 平屋を建てるときに注意したいポイント
1. 広い土地が必要になる場合がある
平屋はワンフロアで部屋を確保するため、2階建てより建物の面積が土地に直結しやすいです。
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例:延べ床30坪
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2階建て → 敷地15坪+外構スペース
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平屋 → 敷地30坪+外構スペース
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土地の広さや形状を考慮して、最適な間取りを検討することが大切です。
2. プライバシーの確保

1階だけの構造のため、道路や隣家からの視線対策が必要です。
窓の位置や外構計画、植栽などを工夫することで、快適な暮らしが実現できます。
3. 採光・風通しの工夫
部屋が横に広がる構造のため、場所によっては部屋が暗くなったり、風が通りにくくなることも。
中庭や高窓、風通し窓を取り入れると、明るさと快適な風通しを確保できます。
4. コスト面
平屋は材料費や基礎・屋根面積が増えるため、2階建てより建築費がやや高くなる場合があります。
ただし長期的にはメンテナンス費や冷暖房コストの軽減で相殺できるケースも多いです。
■ 平屋を選ぶ前に考えておくこと

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家族の将来の暮らし(子どもの成長・親との同居)
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土地の条件(日当たり・風向き・近隣環境)
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将来のメンテナンス計画
■ まとめ
平屋は
「暮らしやすさ」「メンテナンス性」「家族のコミュニケーション」「冷暖房効率」
などのメリットがあります。
一方で、土地や日当たり、プライバシー面の工夫も重要です。
ナカタコウムテンでは、敷地・周辺環境・ご家族構成を踏まえて、その土地に最適な平屋をご提案しています。
また、土地探しからのお手伝いもおまかせください!
ぜひお気軽にご相談くださいね😊
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